「防災セーフティマップ」「防災情報デザイン賞」受賞
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こんにちは。
国土地理院の主催する防災アプリコンテストにおいて、
開発した iphone アプリ「防災セーフティマップ」が「防災情報デザイン賞」を受賞し、
11月9日に和歌山県海南市で行われる「5万5千人みんなで訓練 海南市防災訓練!」 において、実証実験に使って頂くことが決まりました!
このアプリ、「普段でも便利に使える防災アプリ」というキャッチコピーです。
それでは、紹介してみます♪
「防災セーフティマップ」ってどんなの?
全国で使える防災アプリです(※)。周辺検索と、地図が苦手でも使える方向ナビにより、日常生活でも便利に使えます。いざというときのために地図と避難所を保存し、ネットにつながらなくても使えるほか、「避難可能距離」や、「標高」、過去の災害地図など、多種の防災データを表示できます。
※ 全国12万6千箇所以上の避難施設データを表示&案内可能です
普段使いのナビアプリとしても
アプリを起動すると、画面下部に「コンビニ」や「人気のレストラン」など、大きいアイコンが現れます。このアイコンをタップするだけで、地図周辺の施設や場所が検索され、表示されます。あとは「方向」ボタンを押すと、地図がiphoneの方向に応じて回転。大きい赤い矢印で目的地の方角をわかりやすく表示します。地図が苦手な方にも評判の機能です。なお、目的地周辺の「駅」「コンビニ」「駐車場」を自動で検索する機能もついています。
また、目的地の近くの Google ストリートビュー(パノラマ写真)を表示したり、
その場所を友達とシェアすることができます。
更に、その場所について、Web検索も可能です。お店の開店時間や、この場所で合ってるのかな?という時に便利です。
もちろん、いざというときのための防災アプリとして
このアプリのコンセプトは、普段から慣れて使ってもらって、いざというときにも防災に役立つ、ということです。「避難する」ボタンを押せば周囲の避難施設が表示されます。また、災害が到着するまでの時間、歩行速度などを入力することにより、「避難可能距離」を表示することができます。
更に、わかりやすく周辺の標高を表示できる「標高マーカー」という機能も着いています。色別に自分の周りの標高がわかるので、危険な場所等も一目でわかります。
また、避難施設と地図は端末に保存できるので、ネットにつながらなくても避難施設と地図を表示することができます。
更に、過去の災害地図を表示する機能もあります。
東日本大震災や、今年8月の大雨による土砂災害の空撮写真が表示できます。
このように多種多様な防災データが満載の上、普段でもなかなか便利かと思います。
特設サイトはこちら。
開発苦労話
企画と実装の実働を含めて、3ヶ月超かかっております。
このアプリ、最初はコンテスト用で、和歌山県海南市のデータしか表示できないものでした。で、いったんリリースしたのですが、
「全国で使えない!!ダメやん!」という厳しーいお言葉を頂きました。
コンテスト用としては良いのですが、これは何とかしなければ・・という思いが日増しに強くなって行きました。そしてついに
「全国の避難所を入れねばならん!!」
と一年発起。コンテスト用にチューニングをしている最中、なんとか合間を見つけながら、国土数値情報から12万6千件のデータを解析し、Web API に入れました。途中トラブルに見舞われましたが、上手く行ってよかったです。
iOS8、iphone6 や 6Plus などの高解像度にも対応しております。
良かったら使ってみてくださいね!(^O^)